「エアコンに付着するカビ菌」の巻
更新日:2021年7月19日
関東地方は、梅雨空の日々が続いています。
気温も高く、湿度も高く、
ジメジメ、ムシムシと… 私の一番苦手な季節です。
窓を開けていても風通しの悪いときは、
エアコンをつけて、冷房または除湿で
気温や湿度をコントロールしています。
4月の初旬、
我が家のエアコンをクリーニングしましたが、
室内機の熱交換器部分やファン部分には
かなりのホコリがついていました。
このホコリの中には、
有害なカビ菌が繁殖しているとのことなので
少し詳しく調べてみました。
繁殖する主なカビの正体は、
トリコスポロンとアスペルギルス。
なにやらロボアニメにでも出てきそうな名前ですが、
これがなかなか厄介な存在らしいのです。

トリコスポロン

アスペルギルス
これらのカビ菌は、
エアコンのフィルター、熱交換器、ファンなどに付着します。
室温20度前後、湿度60%前後で活動を始めて
高温多湿になるほど繁殖を進めていき、胞子を飛ばします。
その胞子がエアコンの運転によって部屋中に拡散されて
体内に吸引されます。
これらのカビ菌を体内に吸引することによって
咳やくしゃみ、発熱、過敏性肺炎などの呼吸器症状を
引き起こすとされています。
たとえば、
屋外や勤務先では症状は出ないのに
自宅にいてエアコンを使っていると
咳やくしゃみが出る。。
そんな症状にお悩みの方はいらっしゃいませんか?
その症状は、このカビ菌が原因かもしれません。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため
不要不急の外出を控え、ご自宅に滞在する時間も
増えていると思います。
この夏、
ご自宅で快適に過ごすためにも
エアコンクリーニングをご検討されてはいかがでしょうか?